以下の機種は、fxPAPI_SetDefaultDevice関数から「ハードディスク」の設定情報を変更することはできません。
またfxPAPI_CreateDevice関数からオプションの設定情報を取得した場合、COMDEVINFO構造体の sHardDisk には常に FXPAPI_Yes(ハードディスクあり)が格納されます。
PSLAD2の機能は対応プリンタ/FAXドライバの設定情報の取得/設定を行うものです。
実際の印刷処理機能等はありません。PSLAD2を導入されますとアプリケーションの処理としてドライバの設定が可能になりますので、印刷/FAX送信時のオペレーションを軽減することが可能となります。
PSLAD2はプリンタドライバの設定情報の取得設定を行うためのライブラリです。
したがいまして、プリンタ本体のデバイス情報を取得することはできません。
プリンタ本体の情報取得に関してはPDMON2をご利用ください。
以下の関数を使用する場合、プリンタのアクセス権として「プリンタの管理」が必要です。
Windows Vistaにおいて、以下の関数は使用できません。プリンタのアクセス権に「プリンタの管理」を設定しても、使用することはできません。
ART ドライバのFAX機に対応していたプログラムをART EXドライバのFAX機に対応させる場合、作成されているアプリケーションで次の対応を行っていただく必要があります。
以下の処理手順を参考に対応してください。
デバイスコンテキストを使用する場合には1回の送信毎に下記処理を繰り返します。
fxPAPI_Create | ||
↓ | ||
fxPAPI_Reset(hAPI, “FaxToNum”) 追加する処理 | ||
↓ | ||
fxPAPI_SetFaxShowDialog(hAPI, FALSE) 追加する処理 | ||
↓ | ||
fxPAPI_Set/fxPAPI_SetEX | ||
↓ | ||
fxPAPI_CreateDC | ||
↓ | ||
デバイスコンテキストによる印刷処理/FAX送信処理 | ||
↓ | ||
fxPAPI_DeleteDC | ||
↓ | ||
fxPAPI_Destroy | ||
ドライバの設定情報の既定値の設定を利用する場合には1回の送信毎に下記処理を繰り返します。
fxPAPI_Create | ||
↓ | ||
fxPAPI_Reset(hAPI, "FaxToNum") 追加する処理 | ||
↓ | ||
fxPAPI_SetFaxShowDialog(hAPI, FALSE) 追加する処理 | ||
↓ | ||
fxPAPI_Set/fxPAPI_SetEX | ||
↓ | ||
fxPAPI_SetDefaultPrinter | ||
↓ | ||
ドライバの設定情報の既定値を利用した印刷処理/FAX送信処理 | ||
↓ | ||
fxPAPI_ResetDefaultPrinter | ||
↓ | ||
fxPAPI_Destroy | ||
※各関数の機能や仕様に関しては製品付属のPSLAD2の仕様書を参照してください。