プリントサーバー上で共有公開されているプリンターやサポート対象外のプリンターへの印刷ユニットからの出力では、以下の項目は無効となります。
EDPdriver EX Serverは、印刷ユニットで指定された印刷属性の設定をWindowsプリンターアイコンに対して行います。
指定された印刷属性が、プリンター/複合機で再現できない場合、属性が無視されたり、プリンター/複合機上でエラーとなって印刷されない場合があります。
このような場合は、印刷ユニットに設定している印刷属性と同じ設定を、使用するWindowsプリンターアイコン上でも設定できるか確認してください。
プリンター/複合機上で発生したジョブエラーの内容は、プリンター/複合機のジョブ履歴レポートで確認することができます。
封入封緘マーク印字ユニットで両面印刷を指定している場合、1宛先分のページ数によっては自動で白紙を挿入することがあります。
白紙の印刷を保証するために、サポート対象機種においては、プリンタードライバーの[白紙節約]→“白紙節約しない”を設定後、印刷を実行しています。
課金システムをご使用の場合、この白紙面も課金の対象となる場合があるのでご注意ください。
EDPdriver EX Serverから印刷した結果が、アプリケーションの印刷プレビューやアプリケーションから直接印刷した結果と異なる場合があります。
これらの原因および、その対処方法について説明します。
(1)特定のフォントが文字化けする。
(2)プリンターフォントが正しく出力されない。
(3)罫線が強調して描画される。
(4)イメージが白紙で描画される。/描画したイメージに線が入る。
(5)イメージの端が切れて描画される。
Ver.1.1.3以前のEDPdriver EXで作成されたAPSはEDPdriver EX Serverでもご利用できますが、EDPdriver EX Ver1.2.0やEDPdriver EX Serverで作成したAPSファイルを、Ver.1.1.3以前のEDPdriver EXで使用することは出来ません。
“テストページの印刷”を行う場合は、事前に一度印刷設定画面を開いて[適用]ボタンを押す、または[OK]ボタンで印刷設定画面を閉じてください。
この操作を行わない場合、「ユーザー名」は”UnknownUser”としてシステムに登録されます。アプリケーションから印刷する場合、この設定は必要ありません。
サーバーから印刷を行う場合、クライアントから印刷を行う場合のいずれにも該当します。
共有プリンターを作成するためにサーバーへ接続する場合、ビルトイン管理者で接続を行ってください。ビルトイン管理者以外で接続を行った場合、印刷できません。
接続時は「Windowsのセキュリティ」画面において「資格情報を記録する」にチェックを入れてください。また、記録した資格情報はコントロールパネルの資格情報マネージャーから編集することが可能ですが、編集は行わないでください。
※「資格情報を記録する」にチェックを入れない場合や、「資格情報を記録する」にチェックを入れた結果として記録した資格情報を、コントロールパネルの資格情報マネージャーから、不正な情報や管理者権限を持たないアカウントに変更した場合、再接続時に資格情報の再入力が必要となります。
また、印刷を行う場合は一度印刷設定画面を開いて[適用]または[OK]ボタンで閉じた後、行ってださい。
この操作を行わない場合、クライアントPCからの印刷であることが判定できないため、正しく印刷できません。
EDPdriver EX Serverの出力先プリンターには、印刷中にユーザーの応答が必要な画面(ファイルの保存ダイアログなど)を表示するプリンターは使用しないでください。
ユーザーが応答するまで、EDPdriver EX Serverからの印刷処理が止まってしまい、後続のジョブも処理されません。
ドメイン環境に参加していないPCにEDPdriver EX Serverをインストールする際、インストール時に入力する管理者情報にドメイン名の入力は行わないでください。