基幹・オフィス業務推進ソリューション
EDPdriver EX
- テキストデータの扱いに関する制限事項 ▼
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EDPdriver EXのキーワード検索機能は、見た目上期待する動作と異なる結果をもたらす場合があります。
これらの原因について説明します。
(1)キーワードが検出されない。
- イメージとして印刷処理されている文字は、ルール適用条件やルールの各ユニットでのキーワードとして使用することはできません。
- ACEL EDPdriver EXプリンターにデータを出力するアプリケーションによっては、表示上の文字の並び順とは異なる順序で描画出力を行うものがあります。このようなアプリケーションから取り込んだデータでは、表示上は連続している文字列でも、EDPdriver EXのテキスト情報では連続した文字列として扱われない場合があります。
(2)キーワードの検索順が表示上の順番と異なる。
- ACEL EDPdriver EXプリンターにデータを出力するアプリケーションによっては、表示上の文字の並び順とは異なる順序で描画出力を行うものがあります。このようなアプリケーションから取り込んだデータでは、ルールで行うキーワードの検索など、表示どおりの順序ではキーワードがヒットしない場合があります。
- 印刷時の認証情報設定に関する制限事項 ▼
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EDPdriver EXでは、印刷時に認証情報を変更して印刷を行うことができます。
この機能を使用する場合の注意制限事項について説明します。
(1)認証情報設定に必要なユーザー権限
- 認証情報の設定を行う場合、Administrator権限を持つユーザーでログインした状態で、EDPdriver EXを使用していただく必要があります。
- それ以外のユーザーで使用する場合は、Administrator権限を持たないユーザーでも認証情報の変更を行えるよう、使用するプリンタードライバーの設定を事前に変更しておいてください。
(2)認証情報設定時のパフォーマンス
- 認証情報の設定を行う場合、複数のジョブを連続して印刷すると、認証情報の設定を行わない場合に比べてパフォーマンスが低下することがあります。
(3)認証情報の設定競合
- 認証情報の設定を行う場合、認証情報の設定は使用するWindowsプリンターアイコンの既定値に反映されるため、他のシステムから同時に印刷を行うと、その出力結果にはEDPdriver EXが設定した認証情報が反映されてしまいます。
- DocuWorks利用に関する制限事項 ▼
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(1)DocuWorksの対応バージョン
- DocuWorks形式を選択してファイル保存を行うには、DocuWorksがインストールされている必要があります。
(2)DocuWorks使用前の準備
- DocuWorks形式を選択してファイル保存を行う場合、DocuWorksのライセンス認証およびユーザー個別設定が完了している必要があります。
(3)取り扱い可能なページ数
- DocuWorks形式を選択してファイル保存を行う場合、10000ページを超える文書はDocuWorks形式には変換できません。
DocuWorks形式への変換処理は行わず、エラーコードをログに記録します。
- 印刷ユニットでDocuWorks Printerを使用してDocuWorks形式のファイルを作成する場合は、10000ページを超える文書もそのまま出力するので、出力結果はDocuWorksの仕様に依存します。
(4)”通常使うプリンター”競合の可能性
- DocuWorks形式を選択してファイル保存を行う場合、一時的に通常使うプリンターがDocuWorks Printerに変更されます。
その間に、”通常使うプリンター”を利用する他システムなどから印刷を行うと、DocuWorks Printerに対して印刷が実行されてしまうことになります。また、他システムが”通常使うプリンター”を変更してしまうと、EDPdriver EXからの配信が、変更された”通常使うプリンター”に対して行われてしまいます。
- DocPoem利用に関する制限事項 ▼
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(1)代行印刷機能の利用
- EDPdriver EXの配信先としてDocPoem管理プリンターを選択し、代行印刷の機能を使用する場合、EDPdriver EXの環境設定ツールで[中間データ保存]タブの「配信前データを保存する」機能を有効にしておく必要があります。
(2)編集の制限
- EDPdriver EXのファイル保存ユニットや、環境設定の中間データ保存機能で保存したEDPdriver EX独自形式ファイルは、DocPoem上で編集することはできません。
(3)パフォーマンス上の注意
- DocPoem上でEDPdriver EX独自形式ファイルを開く場合、描画のために多くのシステムリソースを必要とします。ページ数の多いファイルや、サイズの大きいファイルを開く場合は、システムのパフォーマンス低下にご注意ください。
- DocWaysとの連携に関する制限事項 ▼
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(1)連携時のDocWays側の条件
- DocWays FAX連携を行う場合、DocWaysがインストールされているPCにも、EDPdriver EXをインストールする必要があります。
- DocWaysの稼動PCにインストールするEDPdriver EXと、DocWaysに配信するEDPdriver EXは、同じバージョンのものを使用してください。
(2)同一PCでのDocWaysとの共用
- DocWaysは、Windowsの”通常使うプリンター”を切り替えることで、印刷やFAX送信の機能を実現しています。EDPdriver EXのファイル保存ユニットで、DocuWorks形式を選択してファイル保存を行う場合も、一時的に”通常使うプリンター”がDocuWorks Printerに変更されるため、”通常使うプリンター”切り替えの競合が発生することがあります。
- タイミングによっては、FAXの誤送信や誤印刷の事態を招く恐れがありますので、同一PC内でDocWaysとの共用は行わないでください。
- Windows Server 2003 / Windows Server 2003 R2に関する制限事項 ▼
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Windows Server 2003 およびWindows Server 2003 R2では、使用するユーザーにAdministrator権限が必要です。
- 配信の順序保証に関する注意事項 ▼
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EDPdriver EXにおける配信の順序保証は、プリンターアイコンごとの動作を保証しているもので、複数のプリンターアイコンにまたがって配信の順序保証を行っているものではありません。
EDPdriver EXの論理プリンターを複数作成して出力を行った場合、下記の様な結果となる場合があります。
≪論理プリンター≫
EXプリンター1、EXプリンター2、EXプリンター3
≪印刷指示≫
ジョブA → EXプリンター1に出力
ジョブB → EXプリンター2に出力
ジョブC → EXプリンター3に出力
ジョブD → EXプリンター1に出力
ジョブE → EXプリンター1に出力
ジョブF → EXプリンター1に出力
※スプールの受付は上から順に行われるものとします。
≪出力順≫
Windows スプーラーの制御上、EXプリンター1 → EXプリンター2 → EXプリンター3
の順で処理が行われる場合(※)、出力順は、
A→D→E→F→B→C
となります。
※ジョブA、Dが大量ページのジョブの場合など、EXプリンター1のスプール上に印刷中のジョブが滞留している場合に上記の挙動になります。
- 加工ユニットの適用順序に関する注意事項 ▼
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ルールを構成する以下のユニットは、定義順に適用されます。
ユニットの定義順とは、ルールエディターにおいてツリー表示している各ユニットの上から下へ、という意味です。
– ページ削除
– ページ複製
– 封入封緘マーク印字(※)
※封入封緘マーク印字ユニットのOMRコード印字については、配信時に適用されます。
以下のユニットは、同一実施条件かつ同一指定条件の場合、一番最後に指定を行っているユニットが有効になります。
– 印字位置補正
– フォームオーバーレイ
– 属性情報設定
マスク処理ユニットは、マニュアルの「6.3 加工 – マスク処理ユニット使用の際の制限」に記載しているとおり、複数のマスク処理ユニットを使用して、10個以上のマスクを同一ページに貼り付けるルールを作成することはできますが、有効になるのは先に適用される10個までとなります。
- オフセット排出に関する制限事項 ▼
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以下のプリンターでオフセット排出する場合は、印刷ユニットで「プリンターアイコンの規定値を使用する:チェックオン」に設定して、Windowsプリンターの[印刷設定]でオフセット排出を設定してください。
DocuPrint 340A
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