DocPoemをインストールすると、Windowsのプリンタとして“ACEL DocPoem Image
Driver”が生成されますが、プリンタの削除や、プリンタ名の変更を行った場合、DocPoemの
動作は保証できません。
また、“ACEL DocPoem Image Driver”をWindowsのネットワークプリンタとして
使用することはできません。“ACEL DocPoem Image Driver”はクライアントPC上のローカル
プリンタとして使用した場合において動作を保証します。
DocPoemに取り込んだ原稿に、“ACEL DocPoem Image Driver”がサポートしている定型
サイズ以外の原稿サイズが含まれている場合、取り込んだイメージの編集操作はできません。
また、DocPoemから印刷可能なプリンタも制限されます。
DocPoemでは、現在のプリンタ環境によってサポート可能な機能を決定します。
使用するプリンタに対して、事前に以下について確認する事を強く推奨します。
その他、プリンタへのアクセス権の確認を行ってください。
ネットワークインストールしたプリンタ、他社製の機種、およびサポート対象外の機種について
制限となる機能を以下に説明します。
(1)印刷結果の制限
以下の印刷属性項目に関して、期待した印刷結果が得られない場合があります。
また、以下の印刷設定機能はプリンタドライバを操作しないと実現できない機能であるため
無効となります。
サポート対象外の機種から印刷を実行する場合は、「期待した印刷結果が得られない場合が
ある。」旨のメッセージを表示します。
(2)デバイス制御に関連する機能の制限
出力デバイスの制御(取得/設定)ができないため、以下の機能は無効となります。
動作保証対象とする機種であっても、ネットワークプリンタの場合は、同様の制限が
発生します。(クライアントPC上のローカルプリンタとして使用した場合において動作を
保証します。)
サポート対象機種の場合、プリンタドライバのオプション構成を取得することで、指定した印刷
設定が、実際に印刷可能かどうかを判断しています。
ユーザーが指定した印刷設定では印刷できない機種に対して、機種の選択を不可とし印刷の
実行に制限を設けています。以下の印刷設定機能が該当します。
ただし、カラーモードに関しては、”カラーで出力する”が指定された場合でも、モノクロ機への
出力を許可します。
以下の印刷設定において手動、または自動で白紙原稿や用紙を挿入する機能を提供しています。
白紙の印刷を保証するために、サポート対象機種においては、プリンタドライバの
[白紙節約]→”白紙節約しない”を設定後、印刷を実行します。
この注意事項は、DocPoem Professional版で発生します。
DocPoemの場合は、プリンタドライバの[白紙節約]はプログラムでは操作せず、プリンタ
ドライバの設定値が有効となります。
ただし、[白紙節約]→”白紙節約する”が指定された場合、期待した印刷結果が得られない
可能性があるため、印刷実行前に「期待した印刷結果が得られない場合がある。」旨の
メッセージを表示します。
DocPoemから印刷した結果が、アプリケーションの印刷プレビューやアプリケーションから
直接印刷した結果と異なる場合があります。
これらの原因および、その対処方法について説明します。
(1)プリンタフォントが正しく出力されない。
(2)文書ファイルとアプリケーションのバージョン差異により、印刷結果が異なる。
(3)罫線が強調して描画される。
※印字品質等に関して問題が生じた場合は、お手数ですが弊社までお問い合わせ願います。
(4)イメージが白紙で描画される。/描画したイメージに線が入る。
(Professional版のみ)
ログインユーザーと異なるユーザーでDocPoemを起動している場合(タスクトレイに常駐して
いるものも含む)、DocPoem文書をダブルクリックして開くことはできません。
起動しているDocPoemやタスクトレイに常駐しているDocPoemを終了させてからダブル
クリック操作を行ってください。
DocPoemをログインユーザーと異なるユーザーで新規インストールした場合も、インストール
直後にインストールしたユーザーでDocPoemが起動するため、この場合もDocPoemは
終了させてから操作を行ってください。